こんにちは。長浜春香です。
若年層の利用者が多いインスタグラム。13歳未満は利用することができず、新たにアカウントを作成する際は生年月日の入力が必要となります。また、すでにインスタグラムを利用している方に関しては、生年月日の入力が求められるようになっています。これにより、13歳未満が年齢を偽って利用することができなくなるので、事件や犯罪に巻き込まれるリスクを抑えることが可能となりました。
なお、生年月日を偽って登録した際はAIを駆使して年齢を推測されるとのことです。詳しい内容については、以下の記事をご覧ください。
インスタグラム利用者必読!生年月日の登録が任意から必須へ変更
そして、インスタグラムでは利用できない13歳未満の方に関しては、米国時間3月18日に10〜12歳を対象にした子ども向けのバージョンの開発を検討していると発表しています。しかし、9月27日に「Instagram Kids」の開発を中断すると発表し、その理由には保護者向け監視ツールの開発に時間を充てるためと言及しています。
現在は一時中断となってしまいましたが、いずれは再開されるはずなので動向を随時チェックしておくとよいでしょう。
仮に、13歳〜19歳の「未成年者がインスタグラムを利用している」という保護者の方は、安全に利用できるようぜひ以下の情報もチェックしてみてください。
インスタグラムでは、DMを使って個人間でメッセージのやり取りが行えます。画像や動画へのコメントとは違って1:1でやり取りを行うので、不審な内容であっても周囲が気付きにくくなっているのです。そこから事件や犯罪に巻き込まれてしまうケースもゼロではないので、このような事態を未然に防ぐためにも知らない方からのDMは届かないように設定しておくようにしましょう。
インスタグラムアプリの設定から「プライバシー設定」を選択します。
次に、「メッセージ」を選択します。
そうするとメッセージコントロールの画面になるので、そこから細かく設定することができます。
たとえば、「Instagramでのフォロワー」を選択すると「メッセージリクエスト」と「リクエストを受信しない」が選択できます。後者を選択することによって、自身がフォローしている方以外からのDMを届かないようにすることが可能です。
このほか、「Facebook利用者」や「その他のInstagram利用者」なども同様に設定することができるので、「Instagramでのフォロワー」以外の設定も併せて行っておくとよいでしょう。
なお、インスタグラムのセキュリティに関しては以下の記事でもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
インスタグラムを安心・安全に利用するために知っておきたい情報
攻撃的な内容のコメント・DMは抑制機能でコントロールが可能!
現在開発を一時中断しているInstagram Kidsに関しては、「アプリの使用時間」や「メッセージを送る相手」などを保護者が監視できるようにすると発表しています。
現行のインスタグラムに関しては未成年者の利用を監視するのには限界があるので、メッセージコントロールなど安心対策機能を駆使して子どもを危険から守るようにしましょう。
保護者のためのInstagramガイドはこちらから
以上、長浜春香でした。