こんにちは。長浜春香です。
SNSをお使いの方ならご存知の認証バッジ。インスタグラムにも認証バッジは存在しており、これは本物であることを証明する目印になります。
アカウント名の横にチェックマークが付いているものが認証バッジです。
今回は、この認証バッジを取得するメリットや取得するための条件、必要書類・申請方法などをご紹介します。認証バッジの取得を検討中の方は、ぜひご参考にしてください。
まずは認証バッジを取得することによってどのようなメリットがあるのかご紹介します。
ユーザーに安心してもらえる
先述したように、認証バッジは本物であることを証明するものになります。
インスタグラムは、偽名やニックネームなどアカウント名を自由に登録することができるため、それが本物かどうか判断するのは難しいものです。たとえば、芸能人と同姓同名の方やファンの方が同じ名前でアカウント名を作成すると、本人か否かわかりづらいもの。しかし、認証バッジがあれば芸能人本人と一目で判断することができます。これにより、ユーザーが安心して閲覧したりコメントしたりすることができるのです。
キャンペーンのなりすまし防止になる
インスタグラムキャンペーンでは、企業のアカウントを偽り個人情報を抜き取る被害が発生しています。偽のキャンペーンサイトを作成してインスタグラムからそのサイトにアクセスさせたり、DMで個人情報の送信を求めたりなどインスタグラムが悪意のある行動に使われることもあるのです。
キャンペーンを実施する企業は、こうしたなりすまし対策をとらなければなりません。とはいえ、認証バッジを取得していないと信憑性が低いためユーザーに判断してもらうのは難しいもの。
その点、認証バッジがあれば公式アカウントと判断してもらえるので、そこで注意喚起をすることによって被害を抑えることができます。また、なりすましによる企業へのイメージダウンも防ぐことができるでしょう。
新機能を優先して使える可能性がある
インスタグラムでは、新機能を全ユーザーにリリースする前に一部ユーザーに対してテストを行っています。選ばれるアカウントの条件は不明ではありますが、認証バッジを取得している公式アカウントは優先して使える可能性があるといわれています。
このほか、インスタグラムには「リンクステッカー機能」があります。インスタグラムは投稿に直リンクが貼れないのがネックではありますが、このリンクステッカー機能を使用すればストーリーにリンクを貼ることが可能です。しかし、リンクステッカー機能は全ユーザーが利用できるというわけではありません。
以前使用できていたスワイプアップ機能は「公式アカウントであること」「フォロワー数1万人以上であること」が条件でした。このスワイプアップ機能の代わりとしてリンクステッカー機能が使えるようになっているので、利用条件は明言されていませんが同様の条件である可能性は高いといえます。そのため、公式アカウントであればリンクステッカー機能を使える可能性があります。
なお、リンクステッカー機能については以下の記事でご紹介しているのでぜひご覧ください。
スワイプアップ機能が廃止!代わりに使えるリンクステッカー機能が登場
認証バッジを取得するには以下の条件を満たしている必要があります。
・実在する個人、または登記されているビジネスや団体であること
・個人、またはビジネスを表す唯一のアカウントであること(言語別のアカウントは例外)
・公開アカウントであること(自己紹介・プロフィール写真・1投稿が必要)
・よく検索される個人、ブランドや団体で広く知られていること
インスタグラムでは、ペイドコンテンツや広告コンテンツ以外のニュースソースを確認して有名であることを判断しています。
米国時間9月2日、LGBTQ+向けメディアや黒人向けメディアなど世界中のメディアが新たに追加されています。これにより、個人・企業が注目されている地域のニュースソースを共有できるようになっているため、認証すべきか否かの判断がつきやすくなったそうです。つまり、有名であることを証明しやすくなったので認証される可能性が高まるということです。
以下では、認証バッジを申請する際に必要な書類や申請方法をご紹介します。
必要な書類
個人またはビジネスどちらのアカウントなのかによって必要な書類は異なります。
【個人】
・運転免許証
・パスポート
・国民識別カード
【ビジネス】
・納税申告書
・公共料金請求書(最近のものであること)
・会社定款
認証バッジを申請するにあたり、写真付き身分証明書や公的ビジネス文書などが必要なので事前に準備しておくようにしましょう。
申請方法
申請方法は以下のとおりです。
まず、設定画面から「アカウント」を選択します。
次に、「認証をリクエスト」を選択します。
あとは、必要な情報を入力し、ファイルの添付やリンクを記載して送信するだけです。
リクエストの審査が完了すると、申請から30日以内にアクティビティに結果の通知が届くのでそちらで確認することができます。
認証バッジを取得することにより、ユーザーに安心感を与えるほか企業もなりすましを防げるなどさまざまなメリットがあります。そのため、とくにインスタグラムを運用する企業は取得しておきたいもの。仮に、リクエストが却下された場合であっても申請から30日後に再度リクエストすることができるので、この機会に試してみてはいかがでしょうか。
以上、長浜春香でした。