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こんにちは。白石ふくです。
インスタグラムへ投稿する写真や動画、ストーリーズには、友だちと一緒に写っているものもありますよね。そんな時に活用したいのが「タグ付け」機能です。
すでに使いこなしている方も多いとは思いますが、タグ付けをすれば「誰と一緒に写っている写真または動画なのか」が分かるため、友だちとの思い出の共有にぴったりです。
企業のインスタグラムアカウントにおいてもタグ付け機能は有効で、例えば自社商品を使ってくれているインスタグラマーを紹介するなどのプロモーションに活用できます。
そこで今回は、改めて知っておきたいタグ付け機能のいろはについてご紹介します。タグ付けができない時の対処方法についてもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
インスタグラムにおける「タグ付け」とは、投稿にほかのアカウントを関連付けることができる機能です。自分の投稿に自分のアカウントをタグ付けすることも可能です。
「タグ」というと「ハッシュタグ」もありますが、ハッシュタグはインスタグラム上でなにか検索をする際などに便利な、投稿のキャプション箇所に記載するもので、タグ付けとは異なります。
投稿にタグ付けをすると、上画像のように画面左下に人型のアイコンが表示されます。ここをタップすると、タグ付けされているアカウントをチェックすることができます。
自分のアカウントがタグ付けされると、その旨通知がきます。
スマホのロック画面などへのポップアップ通知のほか、インスタグラム上でも確認できます。
タグ付けされた後にはじめてインスタグラムを開くと、画面下のメニューのハートアイコンの箇所(上画像青枠部分)とプロフィール画面上のメニューアイコン(上画像赤枠部分)にタグ付けの通知がきます。
どちらの通知にも数字が記載されています(上画像では「1」)が、これはタグ付けされた投稿の件数を意味しています。
タグ付けの通知がきたあとに一度インスタグラムを閉じて再度開くと、通知は消えます。
自分がタグ付けされている投稿は、自分のプロフィール画面上から一覧でチェックすることができます。
プロフィール画面を開き、上画像の赤枠部分のアイコンをタップしましょう。ここにタグ付けされている投稿の一覧が表示されます。
ここでは、自分の投稿に、ほかのアカウントをタグ付けする方法をご紹介します。
まず通常通り、投稿する写真や動画を選んでキャプション入力画面まで進みましょう。
ここで「タグ付けをする」をタップします。
すると「タグ付けをする」という画面が表示されます。写真や動画画面のどこでも構いませんので、タップしてください。
タグ付けするアカウントを指定できる画面が表示されます。
頻繁にタグ付けしているアカウントが候補として表示されますが、画面上の「ユーザーを検索」という検索ボックスでタグ付けしたいアカウントを検索して指定することも可能です。
また、複数のアカウントをタグ付けすることができます。
タグ付けするアカウントを選択すると、再度「タグ付けする」の画面に戻ります。
ここで、タグ付けしたいアカウントが吹き出しのような見た目で表示されていることがわかります。
この吹き出しは画面上のどこでも移動することができますので、移動したい場合は1本指で吹き出しをドラッグしてください。
誤ったタグをつけてしまった場合は、吹き出しを1度タップして表示される、アカウント名の横のバツアイコンをタップしてください。これでタグを削除できます。
投稿だけではなく、ストーリーズへタグ付けすることもできます。
ストーリーズへ自分のアカウントがタグ付けされると、DMのやりとりをする箇所へ通知がきます。具体的には、インスタグラムを開いて画面右上の飛行機アイコンへ、タグ付けされた件数を示す数値と共に表示されています。
タグ付けしたアカウントからメッセージが届いていることが確認でき、メッセージを開くと「ストーリーズであなたについて書きました」というメッセージが表示されます。
ここでは、自分がほかのアカウントをタグ付けする方法をご紹介します。ストーリーズでタグ付けをする方法は、2つあります。
まず通常通りストーリーズを作成します。
編集画面上に表示されているスタンプアイコンをタップしてください。
スタンプの一覧が表示されますので「メンション」を選択しましょう。
すると画面上にメンションのスタンプが表示されますので、タグ付けしたい相手のアカウント名をいれてください。
あわせて、「メンションされた人が自分のストーリーズにこのコンテンツを追加できるようにしますか?」というメッセージも表示されています。
ここをオンにしておくと、ストーリーズを投稿して24時間以内であればタグ付けした相手がそのストーリーズを引用してさらにストーリーズに投稿できます。
ただしお互いのアカウントがどちらも公開アカウントになっている場合にのみ有効です。
スタンプ機能を使用しなくても、テキスト入力でタグ付けすることも可能です。
その場合は、画面上をタップしてテキスト入力モードにします。
@マークをつけた上でアカウント名を入力すれば、タグ付け完了です。
この場合もスタンプでタグ付けをする時と同様に「メンションされた人が自分のストーリーズにこのコンテンツを追加できるようにしますか?」というメッセージが表示されます。
投稿、ストーリーズともに、まれにタグ付けができない場合があります。考えられる主な原因と対処法についてご紹介しますので、タグ付けができない場合はチェックしてみてください。
タグ付けしたいアカウントを指定する際にそもそもアカウント名が誤っていると、タグ付けができません。
よく見ると1文字違っていたために、タグ付けでのアカウント検索をした際の結果に出てこなかった、ということはよくありますので、まずはアカウント名が正しいかをチェックしてみましょう。
1つの投稿に複数アカウントをタグ付けすることは可能ですが、あまりに数が多いとタグが正しく反映されないことがあります。
具体的に何個以上にタグをつけると反映されない、ということは明確になっていませんが、目安として10以上のタグをつけるときは複数投稿に分けるとよいでしょう。
インスタグラムのシステムそのものに不具合が生じていることで、タグ付けが正しく反映されないこともあります。
その場合は、不具合について言及しているツイートが見られますので、Twitter上で「インスタグラム 不具合」と検索してみてください。この場合、時間をおけば解決します。
また、アプリアップデートをしていないことが原因となっている可能性もありますので、最新バージョンになっているかも確認しましょう。
アカウント名が正しい・タグが大量ではない・インスタグラムに不具合が起きているわけではない、という場合は、相手からブロックされている可能性があります。
相手からブロックされているかどうか確認する際は、まず該当アカウントへアクセスしてみましょう。相手のアカウントの投稿内容を確認することができない場合は、残念ながらブロックされている可能性が非常に高いです。
この場合は、相手がブロックを解除しない限りはタグ付けすることができません。
ほかのユーザーが自分のアカウントをタグ付けした際に、そのタグを削除することもできます。その場合は、自分のプロフィール画面上からタグ付けされている投稿を開きます。
そこで該当の投稿を開いて画面をタップすると自分のアカウント名が吹き出しで表示されますので、そこをタップします。
するとメニューが表示れますので「投稿から自分を削除」または「プロフィールに表示しない」のいずれかを選択すればOKです。
タグ付け機能は、使い方によってはプロモーション施策としても有効な機能です。
少し前の記事ではありますが(2014年7月)、当時IKEAのインスタグラムアカウントでタグ付け機能を有効活用した斬新なプロモーションについて、以下の記事で紹介されています(外部記事へ遷移します)。
インスタグラムの新たな使い方!タグ付け機能を活用した、IKEAの斬新なオンラインカタログ:MarkeZine(マーケジン)
こちらの例のように、企業のインスタグラムアカウントでもタグ付け機能を活用すると、フォロワーへより詳細で丁寧な情報提供ができるようになります。通常の投稿はもちろん、ストーリーズでも使ってみてくださいね。
以上、白石ふくでした。