Image by:インスタグラム
こんにちは。垣 花子です。
インスタグラムには通常投稿のフィードをはじめ、リールやストーリーズといったさまざまな投稿機能があります。
投稿内容に合わせて使い分けているという方も多いのではないでしょうか。
インスタグラムの親会社であるMetaの発表によると、フルスクリーン表示されるリール投稿の利用時間が全体の20%を超えたそうです。
そのことからインスタグラムは現在、アプリを開くと表示されるフィード画面を、TikTokのようにフルスクリーン表示するテストを実施しています。
インスタグラムを開くと最初に表示される画面のことです。
ストーリーズではなく自分がフォローしているユーザーの通常投稿と、自分の投稿が流れるようになっています。
自分がフォローしているユーザーの投稿がフィードに表示されることから、「フィード投稿」とも呼ばれています。
また、フィード表示される投稿は2016年の前半頃まで時系列順に表示されていましたが、現在ではアルゴリズムによってユーザーの関心が高い投稿が優先的に表示される仕組みになっています。
どのような要素が優先されているのかは、以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
インスタグラムのフィードはどう表示されるの?仕組みを簡単にご説明します!
お気に入りアカウントのフィード投稿を優先的に表示できる「Favorites」機能
フィードのフルスクリーン表示テスト実施中に伴い、テストユーザーの画面にはフィードがフルスクリーンで表示されています。
アカウント名やキャプション、いいね、コメントなどは投稿された静止画や動画の上に重なり、リール投稿により近い構成になっています。
もちろん、新規投稿や通知確認などの機能は、従来と同じく画面上部から利用できます。
検索やリールにアクセスするためのナビゲーションバーも画面下部に配置され、ストーリーバーの位置変更はありません。
まるでTikTokのようにフィード投稿をフルスクリーン表示するデザインは、すでにストーリーやリールでは採用されていました。
そこで今回、フィード投稿にもフルスクリーン表示を導入することで、インスタグラム上のほぼ全ての投稿がフルスクリーンで楽しめることになるのです。
これまでは、静止画・動画と文章部分が分かれており、文章を見るにはスクロールする必要がありました。
しかし、今回のテストでは静止画や動画の中に文章が表示されるため、静止画や動画を閲覧しながら文章まで読むことができるのです。
このアップデートが全てのユーザーに実装されれば、ユーザーはより大画面でコンテンツを楽しむことができます。
インスタグラムを運営している広報担当者によると、今後は静止画と動画どちらの投稿も、フルスクリーンでのフィード表示が適応される予定とのことです。
現時点ではテスト期間中となっていますが、ユーザーからのフィードバックを待って本格的にフィードのフルスクリーン表示が採用された場合、インスタグラムをより大画面で楽しめるようになります。
お気に入りの投稿をフルスクリーンで閲覧することで、より臨場感ある体験ができるでしょう。