こんにちは。長浜春香です。
世界中で多くの方に活用されているインスタグラム。無料で使える、かつ画像・動画で訴求できるインスタグラムはビジネスでの利用にも最適です。
たとえば、ビジネス活用できるものに広告が挙げられます。インスタグラムで使用できる広告は、主に「ストーリーズ広告」「カルーセル広告」「コレクション広告」「発見タブ広告」「写真広告」「動画広告」「リール広告」などです。
インスタグラムの広告は世界観を壊すことなく配信できるので、より多くの方に見てもらいやすいのが特徴です。
そして、そんなインスタグラム広告には「ブランドコンテンツ広告」もあります。2019年に登場したブランドコンテンツ広告ですが、これまではフィードとストーリーズのみでしか配信できませんでした。しかし、米国時間の2021年10月22日からはリールでも配信が可能となっています。
そこで今回は、ブランドコンテンツ広告についてご紹介します。ぜひご参考にしてください。
ブランドコンテンツ広告とは、協業関係にある有名人やインフルエンサー、企業などが投稿したコンテンツを広告として配信できるもの。つまり、これまで広告は自社で制作したものを配信していましたが、ほかの方が投稿したものを広告に利用できるということです。
ブランドコンテンツ広告を利用している場合は、投稿者のアカウント名の下に「広告」と表示され、いいね!件数の下に「◯◯◯◯(企業アカウント名)とのタイアップ投稿」と記載されます。
このブランドコンテンツ広告が登場するまでは、協業関係にあるインフルエンサーなどの投稿をリポストし、ハッシュタグなどで広告であることを明示していたもの。しかし、中には企業側から商品を受け取っていながらも消費者には宣伝・広告ということを隠して宣伝活動が行われることもあり、透明性に欠けていたのです。
そこでインスタグラムでは透明性をもたせるためにブランドコンテンツ広告が誕生したのです。
ブランドコンテンツ広告を利用するメリットは、主に以下の3つが挙げられます。
1.影響力の大きい方に発信してもらえる
企業が広告として発信する場合、基本的には興味・関心がある方にしか見てもらうことができません。その点、有名人やインフルエンサーなどが発信すると気になって見てもらうことができます。つまり、より多くの方に認知してもらえるようになるのです。
2.広告の成果が出やすい
有名人やインフルエンサーによってコンテンツ配信をすることで認知度が高まり、広告の成果が出やすいのもブランドコンテンツ広告のメリットです。たとえば、インフルエンサーがスキンケア化粧品のコンテンツを発信したとします。すると、そのインフルエンサーのファンの方が「この人が使っているから私も使ってみよう」と商品を購入するようになります。これにより、商品の購入者が増え売り上げアップが期待できるのです。
3.広告の効果を測定できる
インフルエンサーを起用したマーケティングを行う場合は、その方のアカウントでの投稿になります。そのため、企業側はインサイトをチェックすることができません。しかし、ブランドコンテンツ広告では、該当する投稿のインサイトをチェックすることができるのです。これにより、データ分析が容易に行えてさらに効果的な広告を打ち出すことができるようになります。
インスタグラムにはさまざまな広告の種類があります。そのひとつに「ブランドコンテンツ広告」があり、有名人やインフルエンサーなどに発信してもらうことで、潜在層にもアプローチが可能です。これにより、認知度や商品の売り上げアップにもつながりやすくなります。
ブランドコンテンツ広告はフィードとストーリーズ、そして新たにリールにも対応しているので、効果的な宣伝を行いたい企業はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
なお、インスタグラムで活用できる広告については以下の記事でもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
以上、長浜春香でした。