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こんにちは。白石ふくです。
インスタグラムでは随時さまざまな新機能が追加されますが、2019年7月よりおもしろいスタンプ機能が追加されているのでご紹介しますね!
追加されたスタンプは「チャットスタンプ」。ストーリーズ上で使用できて、ダイレクトメッセージでやりとりするメンバーを募集することができるスタンプです。
プライベートで友だちと楽しめることはもちろん、企業や店舗のアカウントでも例えば新商品開発などのユーザーヒアリングに活用できますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
「チャットスタンプ」は、冒頭でもご紹介したように、インスタグラムのストーリーズで使用できるスタンプのひとつです。
使い方は簡単で、ほかのスタンプと同様、ストーリーズに写真や動画を投稿する際にスタンプアイコンからチャットスタンプを選択するだけ。
チャットスタンプのついたストーリーズをみた視聴者は、「リクエスト」を送信します。送信されたリクエストの一覧をチェックし、チャットのやりとりをしたいアカウントのリクエスト承認すればチャットをはじめられます。
まずストーリーズを開き、通常どおり写真や動画を用意しましょう。
その後画面右上のメニューから、スタンプアイコンをタップします。
使用できるスタンプの一覧が表示されますので「チャット」を選択します。
「このチャットの名前を入力」に、チャット名を入力します。ここで入力したチャット名は、ダイレクトメッセージのスレッドの名前となります。
画面上部のカラーアイコンをタップすると、スタンプの色を変えることもできます。
チャット名とスタンプカラーを決めたら、「完了」をタップします。
ほかのスタンプと同様、スタンプの位置や大きさを調整しましょう。調整できたら、通常通りストーリーズを投稿します。
チャットスタンプのついたストーリーズを閲覧したほかのユーザーは、「チャットに参加」をタップします。
するとスタンプが「リクエスト済み」に変化しますので、投稿者が承認するまで待ちましょう。
リクエストを取り下げるなら、再度「リクエスト済み」をタップすればOKです。
リクエストが承認されると、チャットができるようになります。
まず、インスタグラムアプリを開いて右上に表示されている飛行機のアイコンをタップしてください。
すると、メッセージの一覧が表示されます。ここでチャット名をタップしましょう。
チャットルームがありますので、ここでメッセージのやりとりができます。
チャットスタンプのついたストーリーズからも、チャットルームへアクセスすることができます。その場合はストーリーズを開き「参加済み」をタップしましょう。
すると「チャットを見る」という吹き出しが表示されますので、ここをタップすればチャットルームが表示されます。
投稿者側は、チャットの参加リクエストを送ってくれたアカウントを確認しましょう。
まず投稿したストーリーズを開き、画面左下の視聴者アイコンをタップします。
「リクエスト」が表示されます。
チャットへの参加リクエストがきている場合は「チャットを開始」が青いボタンで表示されていますので、タップしましょう。
これでリクエストの承認が完了し、チャットをはじめることができます。
リクエストを承認したくない場合は、該当アカウント右側に表示されている三点リーダをタップします。するとメニューが表示されますので「リクエストから削除」をタップしてください。
リクエストを削除しても、相手には通知されません。また相手に見えている自分のストーリーズでは、チャットスタンプが「リクエスト済み」と表示されている状態です。
ここでは、チャットスタンプを使用するにあたって知っておきたいことをご紹介します。
一度承認したリクエストを取り下げることはできません。そのため、チャットルームそのものを削除する必要があります。
その場合は、チャットルームを開いて画面右上に表示されているインフォメーションアイコンをタップします。
「詳細」画面が表示されますので、画面を下までスクロールし「チャットを終了」をタップします。これでチャットルームの削除の完了です。
送信したリクエストを取り下げたい場合は投稿者がリクエストを承認する前であれば、前述したようにチャットスタンプを再度タップすれば相手(投稿者)に知られずにリクエストを取り下げることができます。
ただしリクエストが承認されたあとは取り下げることができず、チャットルームから退出する必要があります。
退出する場合は、チャットルームを開いてインフォメーションアイコンをタップします。
「詳細」画面が表示されますので、画面を下までスクロールし「チャットを退出」をタップします。これでチャットルームからの退出完了です。
チャットスタンプに関して、記事執筆時点(2019年7月8日)、チャット開始の通知は来ないようです。投稿者側・参加者側の両方がチャットルーム上にいても、それだけではなにも通知はこないということです。
そのため、投稿者側は参加者のリクエストを承認してチャットルームを作成したタイミングで、なにかしらメッセージを送るようにしましょう。
メッセージが送信されると通常のダイレクトメッセージと同様に通知がくるので、チャットルームが開設されたことを参加者に伝えることができます。
チャットスタンプはプライベートで楽しめるのはもちろんですが、記事の冒頭でもご紹介したように企業や店舗のアカウントでも有効活用できます。
例えば新商品を販売するにあたり、パッケージの色やデザインをユーザーヒアリングしてみてはいかがでしょうか。
色やデザインについて意見を聞きたい、というストーリーズを投稿して、チャットへの参加リクエストがきたらそのアカウントのプロフィール画面を見てみましょう。想定しているユーザー層に近いのであればリクエストを承認する、そうでないならリクエストを削除するか承認せずそのままにしておけばOKです。
想定しているユーザー層ではないユーザーからのリクエストが多すぎる、という場合は、そもそも狙うべきユーザー層が違うのか、残念ながら冷やかしのようなリクエストが多いのかのどちらかが考えられます。
チャットスタンプを使ったユーザーヒアリングのメリットは、参加者どうしでも会話ができること。インターネット上で座談会を行える、とイメージすればよいでしょう。そのため、よりよい意見を得られる可能性が高いのです。
参加者の意見をもとに開発した商品は、参加者を起点に口コミが広がりやすくなるというメリットもあります。自分が開発に少しでも参加した商品であれば、周りに言いたくなっちゃいますよね。そういったプロモーション効果も期待できます。
チャットというとプライベートで楽しむ印象が強いですが、以上のことから企業や店舗のアカウントを運用している方にこそ、ぜひ使ってみていただきたいです!
いきなりフォロワー全員にむけてチャットスタンプを使用するのはハードルが高いのであれば、フォロワーの中でもとくに蜜にコミュニケーションをとってきた過去があったり商品を愛用してくれていたりする、いわゆるエンゲージメントの高いユーザーのみ「親しい友人」リストに入れて、そのリスト向けにチャットスタンプを使用したストーリーズを配信してみる、というのもおすすめです。
「親しい友人」については、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
ストーリーズをクローズドで楽しめる!新機能「親しい友達」とは
チャットスタンプを使って、よりインスタグラムを楽しみましょう!
以上、白石ふくでした。