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インスタ|ストーリーズ仕様変更(閲覧者リストが見れなくなる!?)

インスタ|ストーリーズ仕様変更(閲覧者リストが見れなくなる!?)
alert最終更新日から半年以上経過した記事です。

こんにちは。白石ふくです。インスタグラムのストーリーズを利用している企業のアカウント運用担当者の方は、ストーリーズの閲覧履歴からユーザーの行動や興味などを分析していた方も多いのではないでしょうか。

しかし、2019年2月に、「24時間を経過したストーリーズやハイライトについて、履歴を閲覧できなくなる」という仕様に変更となりました。

そこで今回は、24時間を経過したストーリーズやハイライトが、どのように表示されるようになるのかご紹介します。これまでストーリーズを中心に戦略を検討していた方は、とくにチェックすることをおすすめします。

閲覧者リストが非表示になる

公開後24時間を経過したストーリーズやハイライトのインサイトをチェックすると、「閲覧者リストは24時間後に使用できなくなります」というメッセージが表示されていることがわかります。これまではここに投稿を閲覧したユーザーのアカウント名が表示されていましたが、文字通り「誰がみたのか」をチェックすることができなくなっている、ということです。

ただし、上のスクリーンショット画像からもわかるように、「何人が閲覧したのか」については引き続き表示されています。

そのほかのインサイトについて

投稿を閲覧したユーザーの具体的なアカウント名以外のインサイトについては、変わらず確認することができます。インタラクション数やインプレッションなど、引き続き分析に仕様できる数値は表示されますので、チェックするようにしましょう。

24時間以内は本当に表示されている?

Frigate編集部内で確認したところ、ストーリーズを投稿して24時間以内であれば、今までと同じように具体的なユーザー名をチェックすることができました。

ストーリーズを誰が見たのか、というデータは、インスタグラムアカウント運用においてはもちろん、企業のマーケティング施策においては欠かせない重要なデータです。なぜなら「自社がターゲットとして狙っているユーザー層は、商品やサービス内容に適しているのか」「自社が気がついていない潜在層がいるのでは」「狙っているターゲットを変更してPRの軌道修正をした方がより高い販促効果があるのではないか」など、検討する材料になるからです。

24時間以内であればユーザー名をチェックすることができますので、24時間以内にどのようなユーザーが閲覧したのかをチェックする体制を早急に整えることをおすすめします。担当者の方が少人数のために体制作りが難しいのであれば、制限時間内にユーザー名一覧のスクリーンショットを撮影しておきましょう。あとからユーザー属性をチェックする際に手動でアカウント名を入力して検索しなければなりませんが、重要な分析材料を失うことを防げます。

まとめ

24時間を経過した後に閲覧者リストを確認できるような設定があるのか、Frigate編集部内で確認をしましたが執筆時現在(2019年2月)はありませんでした。そのため、応急措置としてはやはり「ユーザー名の一覧をスクリーンショット撮影しておく」ことが賢明と言えます。今後、以前と同じ仕様に戻る可能性がないとも言えませんので、インスタグラムアプリを最新のバージョンにアップデートしつつ、公式発表をまめにチェックすることをおすすめします。

以上、白石ふくでした。

この記事を書いた人

白石ふく

白石ふく

ライター歴4年、フォトグラファー歴6年、Instagram歴4年。 一眼レフで写真を撮影するのも、きれいな写真をみてその周りの情景を想像することが大好き。 インスタグラムに関する使い方や運営で役立つ情報を提供します。

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