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活用しなきゃ損!?インスタグラムストーリーを企業が活用する5つメリットと事例紹介

活用しなきゃ損!?インスタグラムストーリーを企業が活用する5つメリットと事例紹介
alert最終更新日から半年以上経過した記事です。

こんにちは。白石ふくです。

インスタグラムストーリーの機能、皆さんは使いこなせていますか? プライベートでは結構使ってるよ!という方でも、企業アカウントではどのように使ったらいいのかわからない、そもそも使うメリットがあるのかもわからない、という方も少なくないでしょう。

そこで今回は、インスタグラムの企業アカウントでストーリーを活用する5つのメリットをご紹介します。

すでにストーリーを活用している企業も増えてきたので、そこからおもしろい手法を用いている3企業もあわせてご紹介しますので、運用の参考にしてみてください!

インスタグラムストーリーとは

まずは、インスタグラムストーリーについておさらいをしておきましょう。

インスタグラムストーリーとは、インスタグラムから2016年8月に発表されたインスタグラムの新機能です。 写真や動画を投稿してから24時間で消滅するほか、通常のインスタグラムのタイムラインとは異なる場所で表示されたり、スタンプや描画ツールなどを使用できる点が特徴となります。

ストーリーの使い方などの詳しい情報は、Frigateの以下の記事でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

◆ 話題沸騰中!インスタグラムストーリー(Instagram Stories)とは?使い方やビジネス活用のアイディアを伝授!

インスタグラムストーリーを企業が配信するメリット

特にインスタグラムを企業のビジネスツールとして利用している方にとっては、ストーリーがどのような効果を発揮してくれるのかは気になるところですよね。
ここでは、さまざまなメリットのうち、特にビジネスにおいて重要な5つについてご紹介します。

エンゲージメントが高くなりやすい

インスタグラムストーリーは、タイムライン上に表示されるわけではありません。

そのため、配信内容を閲覧するためにはストーリーをタップする必要があります。 つまり、通常のタイムライン上で流れる投稿とは異なり、閲覧するために「タップして投稿を閲覧する」というユーザーの能動的な行動が必要になるということです。

能動的な行動が必要となるストーリーを繰り返し閲覧しているユーザーは、企業アカウントそのもの、ひいては企業に対してもエンゲージメントが高くなりやすいと言えます。

誰が閲覧したのかがわかる

ストーリーでは、通常のインスタグラムとは異なり、どのユーザーが配信内容を閲覧したのか、アカウント名まで特定することができます。

そのため、多少手間がかかってしまいますが、どのようなユーザーが閲覧しているのかを細かく分析することができます。 こちらが想定している「閲覧してほしいターゲットユーザー」に、除法が届いているのかチェックしやすいため、通常のタイムラインに投稿するよりも正確な分析が可能です。

目に留まりやすい

インスタグラムストーリーは、アプリを開いた際に画面の一番上に表示されています。

時間によって流れてしまうタイムラインとは異なり、24時間の公開時間内は「ストーリーを配信している」ことを明確に示すことができるため、目に留まりやすいのです。

目に留まりやすいということは、より多くのエンゲージメントの高いユーザーに閲覧してもらいやすくなる、ということになります。

PRキャンペーンに活用しやすい

24時間限定公開のルールを利用することで、新商品のPRや閲覧者限定のキャンペーンなどを行うことも可能です。

例えば「ストーリーを見ていたユーザーにのみ、抽選で◯名様へ新商品の試供品をプレゼント!」というようなキャンペーンを行えば口コミなどで広がるため、ストーリーの閲覧者が増えるだけではなく、アカウントそのものの認知度アップも期待できますよね。

これはインターネット上のビジネスだけではなく、実店舗をお持ちの場合でも活用できる手段となります。 興味を惹く企画を検討して、ストーリーを活用してみるのも、おもしろいですね。

ブランドイメージを作り込みすぎる必要がない

インスタグラムストーリーは、24時間だけの限定公開という特徴があるため、公開時間を過ぎるとプロフィールページにも残りません。

そのため、ブランドイメージを損なわないような作り込まれた通常の投稿のように、投稿に対して細かい部分まで気を配る必要がありません。 タイムリーでライブ感のある投稿を気軽に行うことができるので、インスタグラム運用担当者としては気軽に投稿することができます。

さらに、見ているユーザーにとっても、普段のアカウントでは見ることができない「瞬間」や「裏側」を垣間見ることができますので、興味を惹かれやすくなります。

企業がストーリーを活用している事例

CHANEL

CHANEL インスタグラムアカウントはこちら

ハイブランド「CHANEL」のインスタグラムアカウントです。

それほど頻繁にインスタグラムストーリーを配信しているわけではありませんが、見かけることができればファンにはたまらないものとなっています。 普段はプロモーションのために世界観が作り込まれた投稿が多いことに対し、ストーリーではオフショットやスナップ写真など「リアルなCHANEL」を垣間見ることができるからです。

このように、普段のイメージとは異なる配信をすることでギャップを見せ、閲覧者の心をくすぐる手法はまさにストーリーを活用できている事例と言えます。

Mercedes-Benz

Mercedes-Benz インスタグラムアカウントはこちら

ドイツの高級車ブランド「Mercedes-Benz」のインスタグラムアカウントです。

こちらは先ほどご紹介したCHANELとは異なり、通常のタイムラインで投稿している演出をストーリーでも徹底することでブランドのイメージを演出しています。 通常のタイムライン投稿では表現しきれない「ベンツで旅をする様子」をストーリーで配信することで、連動性をもたせて親近感をもたせるという手法です。

このように、ブランドの持つイメージや伝えたいメッセージを徹底して守りつつ、ストーリーでは少し親近感を与えるような配信を行う手法も、ストーリーをうまく活用している事例と言えます。

Taco Bell

Taco Bell インスタグラムアカウントはこちら

アメリカの大手ファーストフードチェーン「Taco Bell」のインスタグラムアカウントです。

こちらは先ほどご紹介した2つのアカウントとは異なり「ストーリーの中にTaco Bellのスタッフが入り込んでしまった」という設定で配信が行われています。

ストーリーで使えるスタンプやエフェクトなどの加工機能をふんだんに使用していることはもちろんですが、発信しているメッセージに注目したいポイントがあります。 なんと「どんなストーリーが見たいか、ダイレクトメッセージを送ってください」というメッセージを発信しています。

コンテンツ内容をユーザーに考えてもらうという、ありそうでなかった企画を用いることは親近感を生み出すのに最適と言えます。アカウントとユーザーの距離を縮めている手法は、SNSの運用におけるコミュニケーションとしては真似したいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 インスタグラムストーリー、事例を見てみるとビジネスでも活用できるポイントが多いことに気付かされましたよね。 むしろ、活用しないほうがもったいないくらいです。

今回ご紹介したメリットをしっかりと念頭に置きつつ、すでにストーリーを活用している企業の事例も参考にして、ファンとの距離を縮めるコミュニケーションができるようにインスタグラム運用をもっと楽しんで行いましょう! 以上、白石ふくでした。

この記事を書いた人

白石ふく

白石ふく

ライター歴4年、フォトグラファー歴6年、Instagram歴4年。 一眼レフで写真を撮影するのも、きれいな写真をみてその周りの情景を想像することが大好き。 インスタグラムに関する使い方や運営で役立つ情報を提供します。

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