こんにちは。白石ふくです。
インスタグラムに激震と言っても過言ではない日本初導入となる機能があることをご存じでしょうか?
その名も「席を予約する」ボタン。
インスタグラムでおいしそうなごはんの投稿を目にすると、思わずよだれが出てしまうことはありませんか(筆者だけでしょうか…)。
これまでであれば、インスタグラムを閉じてどこのお店なのかを検索エンジンで調べて電話をかけたり予約サービスを利用したりして、席の予約をする必要がありました。
「席を予約する」ボタンの登場により、この手間を一気に省き、インスタグラムアプリ上から直接予約できるようになっています!
そこで今回は「席を予約する」ボタンについて、概要をご紹介します。
インスタグラムの利用頻度がますます増えることは間違いなしの機能なので、ぜひ使いこなしてくださいね!
「席を予約する」ボタンとは、インスタグラムが飲食店予約サービス「ぐるなび」と提携したことで追加された機能です。
ぐるなび加盟店のうち、ネット予約機能を利用している日本国内の飲食店が運用しているインスタグラムのビジネスアカウントのプロフィール上に「席を予約する」というボタンが追加されています。
「席を予約する」ボタンをタップするとぐるなびの予約ページが表示され、投稿を見たユーザーはレストランやカフェを見つけてから席を予約するまでをインスタグラム上で一貫して行うことができます。
なお、インスタグラムのビジネスアカウントを開設する方法については、Frigate内の以下の記事を参考にしてみてください。
【必見】インスタグラムのビジネスアカウントの切り替え方とインサイトの見方を知ろう!
※画像は以下記事より引用
日本初!! ぐるなび・Instagramが予約機能で連携|株式会社ぐるなび
「席を予約する」ボタンを活用すればユーザーの行動量(一度アプリを閉じて検索エンジンや専用アプリ、電話から予約をする)が減りますので、より簡単に予約できるようになります。
インスタグラム上で一貫して行動できることで離脱率が下がり、より多くの予約獲得が期待できます。
ユーザーがインスタグラム上で発見から行動までを一気通貫してできるアクション機能は、「席を予約する」ボタン以外にも「ショップ機能(Shop Now)」が挙げられます。
Shop Nowの詳しい内容はこちらを参照ください
【必見】Shop Nowを使ってみよう!投稿に製品タグをつける方法
ショップ機能が導入されたことで、海外婦人服ブランド「Magnolia Boutique」では、Instagram経由の収益が20%増加したというデータが発表されていることから、ユーザーへ直接アプローチする手法として有効であることは間違いありません。
○参考
Shopping on Instagram Results Are In: Brands Report +1,416% Traffic, +20% Revenue|BigCommerce
国内事例としても、ショップ機能のテスト運用に参加していた「ベイクルーズ」や「minne」からユーザーとのエンゲージメントアップが期待できるというフィードバックが公表されています。
○参考
Instagramに「ショッピング機能」追加 投稿をタップ、そのまま商品購入へ|ITmedia NEWS
今回発表された「席を予約する」ボタンについてもショップ機能と同様に、これまで以上に高いエンゲージメントを期待できます。
インスタグラム上の投稿からそのまま予約ができるようになるため、ユーザーの興味をひく投稿をすることが必須となります。
例えば、フィード上に投稿する写真や動画はシズル感を意識したハイクオリティな仕上がりに、ユーザーとの距離感が近いストーリーズへの投稿はライブ機能を利用して料理を作っている様子を配信するなど、使い分けもポイントです。
複数店舗がある場合は、各店舗ごとにオリジナリティのある投稿ができるとコアなファンを獲得しやすくなる可能性もありますよね。
これまで「インスタグラムを運用する」ことに注力していた飲食店の方も、「席を予約する」ボタンの設置後は「よりユーザーのエンゲージメントを高めるために必要な投稿はなにか」という投稿内容にも配慮するようにしましょう。
あわせて、キャプション内で使用するハッシュタグの活用も重要となってきます。
どのようなハッシュタグを利用すればよいか悩んでしまう!という方は、例えばハッシュタグ検索ツール「ハシュレコ」を利用してみてはいかがでしょうか。詳しい使用方法は、以下の記事を参考にしてみてください!
検索するだけで人気のハッシュタグをおすすめしてくれる「ハシュレコ」の使い方と活用術
「席を予約する」ボタンを利用することにより、ユーザーは「アプリを閉じてインターネットで検索し、そこから予約する」という手間を省くことができます。
一方で、飲食店の方は「席を予約する」ボタンを設置することにより、予約が容易になり来客者の増加を期待できます。
「席を予約する」ボタンは飲食店側にとって非常に便利な機能なので、ぜひ有効活用して、よりたくさんのお客さまと出会いましょう!
以上、白石ふくでした。