こんにちは。長浜春香です。
13歳以上であれば誰でも利用できるインスタグラム。同じ趣味を持つ方たちと出会えて、そこから交友関係を広げることができるので「友達を増やしたい」と思い利用する未成年者は少なくありません。
もちろん、それは決して悪いことではありませんが「SNSを通じて知り合い、トラブルに巻き込まれた」という事例は少なくないもの。そのため、インスタグラムをはじめSNSを利用するのであれば十分に注意しなくてはなりません。
保護者・子どもが安心してインスタグラムを利用するためにも、事前に「ガイドライン」をチェックしておくようにしましょう。
このほか、インスタグラムでは未成年者を守るための機能を追加しています。たとえば、18歳未満の方とフォロー関係にないユーザーはダイレクトメッセージが送れない、フォロー関係にあっても不審なやり取りがあれば警告が表示されるといった機能があります。これにより、未成年者がトラブルに巻き込まれてしまうリスクを減らすことができるのです。
しかし、利用者が生年月日を登録していないと「未成年者かどうか」がわかりません。したがって、未成年者を守るための機能が働くなってしまうのです。
そこで今回、インスタグラムは未成年者を守る機能が発揮できるようにするため、現地時間8月30日に全ユーザーに生年月日を入力するよう義務付けると発表しています。
生年月日の入力は、全ユーザーが対象です。これから新しくアカウントを作成する方に対しては生年月日を入力したうえでの登録になりますが、すでにインスタグラムを利用している方にはアプリを起動した際に入力するよう表示されます。
また、センシティブな内容が含まれる投稿を閲覧する際にも生年月日の入力が求められますが、無視すると警告が表示されるようになります。仮に、それでも入力しない場合に関してはインスタグラムを使用することができなくなってしまうので注意が必要です。
子どもが生年月日を入力しているか確認する方法
子どもが生年月日を登録しているか、また正しい生年月日かどうかを確認する方法は以下のとおりです。
まず、プロフィール画面にある右上の「≡」をタップし、そこから「設定」を選択します。
次に、「アカウント」を選択します。
アカウントの一番上に「個人の情報」があるので、そちらをタップします。
個人の情報の一番下に「誕生日」とあるので、そちらで確認することができます。
仮に、未成年者が生年月日を偽って登録していた場合は、AIを使って「誕生日おめでとう」などの投稿から年齢を推測するとされています。そして、将来的には年齢を偽っていたと判断された場合は、確認のためのメニューを表示させると発表しています。インスタグラムを安心して活用するためにも、必ず正しい生年月日を入力するようにしましょう。
SNSは、趣味の合う方と繋がることができるという魅力がある一方で、トラブルに巻き込まれてしまうリスクもあります。また、インスタグラムではアルコールなど成人向けの広告も表示されますが、正しい生年月日を入力している未成年者には表示されません。このような点を踏まえ、未成年者をトラブルから守るためにも正しい生年月日を登録することが大切だと言えます。
そして、子どもがインスタグラムを利用している場合は、保護者が「正しい生年月日を登録しているか」の確認も忘れず行うようにしましょう。安心してインスタグラムを利用してもらうためにも、今回ご紹介した生年月日の確認方法をぜひご参考ください。
なお、インスタグラムが取り組んでいる未成年者を守る機能やセキュリティの確認に関する内容については以下の記事でご紹介しています。ぜひ、併せてご確認ください。
インスタグラムを安心・安全に利用するために知っておきたい情報
以上、長浜春香でした。