▼ 目次
こんにちは。白石ふくです。
インスタグラムでは、スパムやいじめなどへ対応できる昨日おがさまざま搭載されています。例えば、不快な投稿を見てしまった時に「報告する」機能を利用すれば該当の投稿を非表示にすることができます。
そういった対策の一環として、2019年7月よりテスト運用されていた「コメントの制限」機能が、2019年10月3日よりすべてのアカウントへ導入されると発表されました。
そこで今回は、指定したアカウントからのコメントを自動的に非表示にできる「コメントの制限」の使い方についてご紹介します。
特にインスタグラマーの方や企業アカウントを運用されている方にとっては、投稿に対して明らかに攻撃的で名誉毀損にあたるようなコメントは、表示したくないものです。
そういった攻撃をするアカウントからのコメントが非表示になるようにあらかじめ設定しておけば、ほかの人の目に触れることもなくなりますので、防衛策としてチェックしておきましょう。
「コメントの制限」機能を有効にすると、あらかじめ指定したアカウントからコメントがあった際に、自動的に非コメントが表示になります。ただし、「いいね」は表示されます。
コメントがあったことは、自分のアカウントには通知されません。詳しくは後述していますが、「コメントを見る」をタップすれば確認し、問題ないと判断できたら「承認」をして表示されるようにすることも可能です。
なお、非表示になったコメントは、コメントをした本人は見ることができます。つまり、コメントをした本人は、自分のコメントが非表示になっているかどうかは、基本的には把握できないということです。ただしコメントをした人が別のアカウントから該当の投稿をチェックしたときに自分のコメントが表示されていないことで「コメントが制限されている」ということを把握することはできます。
コメントの制限の対象として指定したアカウントからのダイレクトメッセージについても、通知は届きません。自動的に「メッセージリクエスト」に移動されるため、リクエスト画面上でメッセージを読んでも既読はつかないのです。
指定したアカウントからのコメントを非表示にする方法をご紹介します。公開アカウント・非公開アカウント・ビジネスアカウントのどのアカウントであっても、おなじ方法で設定可能です。
まず、自分のプロフィール画面を開き、画面右上の三本線のアイコンをタップします。
すると画面下からメニューが表示されますので「設定」をタップしてください。
「設定」画面が表示されますので「プライバシー設定」をタップします。
「プライバシー」の画面が表示されますので「制限中のアカウント」をタップしてください。
「制限中のアカウント」の画面が表示されます。ここでコメントを非表示にしたいアカウントを検索し、該当アカウントの「制限」ボタンをタップしてください。
制限を解除するときは、この画面上で「制限を解除」ボタンをタップすればOKです。
制限できる対象ですが、インスタグラム上のすべてのアカウントが対象となります。そのため、自分がフォローしているか・フォローされているかに関わらず、コメントを制限するアカウントを指定できるのです。
これで特定のアカウントを指定し、該当アカウントからのコメントは自動で非表示にする設定は完了です。
コメントの制限を指定したアカウントからコメントがついた場合、先にもご紹介したように通知はされません。ただし該当アカウントから「いいね」をされた場合は、通知されます。
コメントを開くと、該当アカウントからのコメントは「制限されたコメント」と表示されています。なお、このメッセージは自分以外には表示されておらず、ほかのアカウント(コメントをしたアカウント以外の)からは「そもそもコメントが存在しない」ように見えます。
コメントをしたアカウントからは、通常通りコメントできているように見えています。
ここで「コメントを見る」をタップすると、コメントが表示されます。
コメントを確認し、表示しても問題ない場合は「承認する」をタップすれば、投稿を目にするすべてのアカウントが該当のコメントを見ることができるようになります。
承認したくない場合はなにもボタンを押さないよう注意しながら、画面をスワイプして前の画面に戻ってください。
ここで「削除」をタップしてしまうと、コメントをしたアカウントが該当コメントを見た時に「削除されている」ことがわかる状態になってしまいますので、注意しましょう。
今回利用できるようになった「指定アカウントからのコメントの非表示」だけでなく、そもそも不快なコメントがつくことを未然に防ぐ方法もあります。
不快なコメントをするアカウントが判明している場合には該当アカウントを指定して制限をすればいいですが、不快なコメントははじめからつかないほうがよりベターですよね。
インスタグラムでは、不適切なコメントを自動で非表示にすることも、もちろん可能です。
キーワードを指定して特定の文字列を排除することもできますので、こちらもあわせて設定しておくことをおすすめします。
なお詳しい設定方法については、以下のFrigate内の記事にてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
インスタグラマーの方や企業、お店のアカウントなどを運用されている方であれば、スパムコメントがついたり身に覚えのない中傷コメントがついてしまった経験はあるのではないでしょうか。いままでない、という方でも、これから先も絶対にない、とは言い切れません。しょうがないとは言え、迷惑であることにはかわりないですよね。自分たちにとって迷惑なのはもちろんですが、そのコメントを目にしたほかのユーザーに不快感を与えてしまうことも考えられます。
インスタグラムにて情報発信やプロモーション活動をしているのであれば、アカウントの品質を守り、できるだけ不快に感じさせないアカウント運用を心がけることは、失念してはいけません。
あらかじめ設定をしておくだけで防ぐことができる被害もありますので、この機会に自社アカウントの設定を見直してみてくださいね。
以上、白石ふくでした。