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こんにちは。白石ふくです。
インスタグラムで企業アカウントを運用している方はもちろん、プライベートで楽しんでいる方も、少しでも多くの人に見てもらえるように、写真や動画を投稿する際にキャプションやハッシュタグをつける方は多いですよね。フォロワーを増やすために、プロフィールをしっかりと作り込む方も多いでしょう。
キャプションやハッシュタグ、プロフィールなどをしっかりと書こうと思うと、気になることのひとつが「文字数制限」です。
例えば人気SNSのひとつであるTwitterは、1投稿につき140文字まで。半角にすると280文字まで。有料の「Twitter Blue」に加入すれば1投稿につき2,000文字まで、半角だと4,000文字までという制限がありますよね。インスタグラムではどうなのでしょうか。
そこで今回は、インスタグラムにおける文字数制限についてご紹介します。キャプションやハッシュタグ、ストーリーズについてはもちろん、プロフィール文章や投稿へのコメントについてもご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
インスタグラムは写真や動画がメインコンテンツのSNSのため、文章が長くなりすぎて文字数制限にひっかかってしまった、という方はそれほど多くないのではないでしょうか。そのため、インスタグラムに文字数制限があることを知らない方も少なくありません。
しかし、実はインスタグラムでも文字数制限はあります。
そこで、投稿のキャプションやハッシュタグなど、インスタグラムを利用する上で「文章」を記載する機会のある場所でのそれぞれの上限文字数をご紹介します。
なお、文字数をカウントする際は、半角・全角を問わず、すべて1文字としてカウントします。
投稿のキャプションの上限文字数は、2,200文字です。
インスタグラムで2,200文字を超える文章を投稿することは滅多にないと考えられますが、キャプションの文字数にはハッシュタグも含まれます。
前述したように、半角・全角問わず1文字としてカウントされますので、ハッシュタグの記号である「#」ももちろん1文字カウントとなります。
あわせて、ハッシュタグを複数並べる際はハッシュタグとハッシュタグの間に半角スペースが必要となりますが、この半角スペースも1文字とカウントされます。
なおキャプションが2,200文字を超えると、それ以上文字を入力することができなくなります。
1つのハッシュタグの上限文字数は、150文字です。これには、ハッシュタグの記号「#」も含みますので、実質149文字以内、ということになります。文字数をこえたハッシュタグは、タグ付けされません。
あわせて、ひとつの投稿につけることができるハッシュタグの上限は、30個です。
あまりに長いハッシュタグはそもそもハッシュタグ検索される可能性が非常に低いため、実用的ではありません。インスタグラムのハッシュタグ検索では、Googleをはじめとする検索ブラウザ上での検索と異なり、検索キーワードを推測して検索結果を表示する、ということができません。そのため、あまりに長すぎるハッシュタグを使っても検索されない、ということです。
ハッシュタグで検索されることを狙いとせず、「ハッシュタグ文章」のようなキャプションを投稿している例もあります。例えば、「日焼け止め塗ってるのに焼ける」というように、キャプション内でとくに強調したいところをハッシュタグにする方もいます。こういったハッシュタグの使い方をする場合は、文字数の上限に注意するようにしましょう。
ストーリーズにも、文字数制限があります。ストーリーズでの上限文字数は、キャプションと同じく2,200文字です。
ただし、ストーリーズでは文字数が増えれば増えるほど自動的に文字のサイズが小さくなります。そのため、上限の2,200文字まで文章を入力するとまったく読めなくなります。
2,200文字まで文章を入力したところ、上の画像のようにまったく読めなくなりました。
投稿へのコメントの文字数は、2,000字程度が上限のようです(編集部調べ)。
実際に入力してみたところ、2,000文字の場合はコメントできましたが、2,300文字の場合は上画像のようなエラーが表示されました。
2,000文字まで文章を入力した際に投稿をみると「…」のように文章が省略されます。
ちなみに、投稿して最初に表示される文字数は30文字程度です。それ以上になると「…続きを読む」と表示されるので、キャプションに誘導したい場合は最初の30文字以内で見てもらえるような文章にすることが大切です!
プロフィール欄の文字数の上限は、150文字です。
どのような情報を発信しているアカウトなのかを詳細に書くことはもちろん大切ですが、150文字までとなっているので、どうしても外せない情報入れつつもできるだけ簡潔にまとめるようにしましょう。
ログインパスワードに関しては、上限文字数はないようです(編集部調べ)。実際に2,000文字を入力してみましたが、とくにエラーやアラートなどは表示されませんでした。
なお、ログインパスワードは6文字以上、かつ大文字と小文字の両方を使用しなければいけない、という決まりはあります。
ログインパスワードに上限はないとはいえ、もしもパスワードを忘れてしまったときは確認する方法はありません。忘れてしまったら再設定する以外に再度ログインする方法はないので、あまりに長すぎるとログイン時に不便になることが考えられます。
乗っ取り防止などの観点から簡単に推測できるパスワードは避けるべきではありますので、10文字を目安にわかりにくいパスワードを設定するとよいでしょう。
2023年1月30日から日本でも利用できるようになった「ノート」。ストーリーズのように24時間で消える投稿になりますが、ストーリーズと違うのは「文字や絵文字を投稿できる」ということ。ノートの文字数は60文字以内となっています。
なお、ノートについての詳細は以下の記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
インスタグラムに60文字以内の文章と絵文字を投稿できる「ノート」が登場!
冒頭でも記載したように、インスタグラムは基本的に写真や動画を投稿するSNSですので、長い文章を入力する機会はそれほど多くないでしょう。投稿を見る立場においても、あまりに長い文章をしっかりと読む人が多いとは言えません。
あくまで写真や動画をメインコンテンツとしてキャプションは補足のためのもの、と捉えて、簡潔でさっと読める内容・文章量を心がけるようにしましょう。
とくにハッシュタグを利用する際は、150文字の上限に注意が必要です。150文字を超えたハッシュタグを使用すると投稿した際にそのハッシュタグが反映されないだけではなく、ほかのハッシュタグをふくむキャプション全体が削除されてしまうこともあります。
せっかく書いたキャプションが消えてしまうともったいないですし、そもそも長すぎるハッシュタグは検索向きではないことに留意するようにしてください。
以上、白石ふくでした。