インスタグラムを運営するMeta社は、本日6月3日、Reelsのアップデートと新機能を発表しました。
日本では2020年8月から利用可能となったリールは、若い世代に人気のTikTokに似た機能です。BGMやエフェクトなどを使って、ショートムービーを編集・投稿することができます。
Photo by Meta
今回実装された新機能は、以下の通りです。
最も注目すべき機能が、リールが60秒から最大90秒へと拡大したこと。
それにより、60秒という制限によってカットせざるを得なかったシーンも盛り込んだ動画が作成できるようになりました。
ストーリーズで一般的となったアンケートやクイズ、絵文字スライダーがリールで利用できるようになります。
ストーリーズは投稿が消えるまでの時間制限がありますが、リールは時間制限がないためより多くのユーザーの回答が欲しいときに活躍します。
カメラロールに保存している5秒以上の動画やサウンドエフェクトから、バックグラウンドサウンドを追加することができる機能です。
他のユーザーが投稿した既存のリール動画のフォーマットを、テンプレートとして利用できる機能です。
真似したい動画のテンプレートを使用することで、その動画に使用されている音源とフォーマットが読み込まれます。
それを使ってユーザーは簡単にビデオ作成が行えるだけでなく、クリップや尺の長さ、構成などをカスタマイズしてより複雑なフォーマットが作成できるのです。
テンプレートが作成されるのは、3つ以上のクリップから構成されるリール動画のみとなっています。
上記でご紹介した機能は、すでに本日から実装されているものもあれば、数週間以内に提供されるものもあります。
今回のアップデート・新機能搭載により、ストーリーズとリールの違いがなくなってきているのは事実です。
そのため、リールの新機能をうまく活用しながら、ストーリーズの使用方法を個人で差別化して、インスタグラムの運用に役立てていきましょう。