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こんにちは。垣 花子です。
画像投稿のSNSとして2010年にリリースされたインスタグラムですが、現在は画像投稿に限らず、最新情報のチェックやショッピングなど、様々な用途で活用されています。
実際に、新商品の紹介やPR活動にインスタグラムを活用している企業は多く、ブランディングなどの宣伝広告ツールとして欠かせない存在になっているのです。
そこで増えているのが、インスタグラムを活用した参加型のキャンペーン。
企業・個人ユーザーを問わず、多くのアカウントで参加型キャンペーンが行われています。
しかし、キャンペーンを実施する際はインスタグラムのガイドラインや国内の法律を遵守する必要があります。
参加ユーザーへ迷惑をかけてしまわないよう、キャンペーンを実施する際はあらかじめ注意事項をしっかりとチェックすることが大切です。
コンテストや懸賞などのプロモーション運営のためにインスタグラムを利用する際に守らなければならない事項が記載されています。
インスタグラムを利用するうえで守るべき、一般的なガイドラインが記載されています。
プロモーションガイドラインでは、インスタグラムでキャンペーンを実施する際に、規約と資格要件を設定するよう求めています。キャンペーンの存在を知らないユーザーが意図せず参加してしまうことを防ぐために、企画内容や投稿の取り扱い、注意事項をはじめ、キャンペーンへの参加条件や対象者をあらかじめ設定する必要があります。
コミュニティガイドラインでは、「いいね」「フォロー」「コメント」に対する報酬付与を禁止しています。
そのため、フォローすることで現金や物品をプレゼントする旨のキャンペーンは実施することができません。キャンペーン参加者にフォローを依頼する場合は、当選者へのプレゼント発送などを目的として、副次的な理由が必要とされます。
インスタグラムのガイドラインは、適宜更新されています。そのため、キャンペーンを開催する際は、その都度、内容を確認することが大切です。あくまで自己責任であることを覚えておきましょう。
各種投稿は、投稿したユーザーの所有物として扱われます。
そのため、例えキャンペーンに応募された投稿であっても、利用規約に使用箇所や目的を明示した上で、投稿者の同意を得て使用する必要があります。リポストは、投稿者の承諾がない限り、複製行為に当たるため注意しましょう。
インスタグラム内で開催されるキャンペーンとして最も多いのが、指定したハッシュタグをつけて投稿するというもの。キャンペーンへの参加を希望していないユーザーが意図せず参加してしまうことを防ぐためにも、ハッシュタグは慎重に決定する必要があります。
キャンペーンの参加情報を閲覧したユーザーのみがつけられる、わかりやすいハッシュタグを設定しましょう。
キャンペーンに応募された投稿をランディングページなどで表示させる場合は、トラブルを防ぐためにも投稿削除依頼の専用フォームを設けるのがおすすめです。
専用フォームが設けられていない場合、削除依頼ができずマイナスの口コミがSNSにアップされてしまう可能性があります。
今やブランディングツールとして欠かせない存在となったインスタグラム。
キャンペーンを開催することでフォロワー数が増えて認知度が上がり、売上アップなどが見込めます。
しかし、ガイドラインなどのルールを守らなければ、参加してくれたユーザーに迷惑をかけてしまうどころか、企業イメージをダウンさせてしまうことにも繋がりかねません。
キャンペーン開催前に、インスタグラムのガイドラインや国内の法律をしっかりと確認しておくことが大切です。