モデルでDJのエリーローズは、自身のファッションやDJ活動をInstagramに投稿し、今やフォロワー数18万人を超える人気を誇る。ポジティブで独自の視点を持つ彼女の写真は、強い物語性があり、まるで映画のワンシーンのようだ。
2月24日(水)に自身初となるフォトアートスタイルブック「ELLI-ROSE」を発売したばかりのエリーローズにインタビューし、Instagramへの思いを語ってもらった。
――エリーさんがInstagramを始めたのはいつ頃からですか?
「2013年6月頃からです。始めたきっかけはクリエイターの友だちがやっていて『これいいよ!』って勧められてスタートしました」
――だいたいどれくらいのペースで投稿しますか?
「そうですね。だいたい、1日1ポストくらいでしょうか」
――主にどんな内容を投稿していますか?
「ライフスタイルやプライベートが多いですね。普段のファッションやDJ活動のことをいろいろあげています!」
――Instagramでこだわっている点はありますか?
「画角やバランス、色味にはこだわっていますね。うーん、あとはセルフィーばっかりにしないところもこだわりなのかな……(笑)」
――他のSNSとの使い分けってどうしています?
「Instagramのいい部分は、言葉じゃなくて写真がメインなところだと思うんです。写真を見てイメージをふくらませることができる。だから、細かな情報ではなく、自身のイメージが伝わるような内容を発信していますね。私にとってこれは、より自分の世界観を世界に発信するための大切なツールです」
――フォトアートスタイルブック「ELLI-ROSE」では、そんなイメージにプラスして、恋愛やビューティ、将来についてなど、エリーさんの考え方も満載ですね。
「私はTwitterやブログでもそこまで自分を語ったりはしないんですけど、この本ではかなりこと細かに明かしていますね。実際、『エリーローズって恋愛とかしてるの?』って噂で聞いたこともあるくらいなので、そこを少しでも知ってもらいたいと思って、この本を書きました」
――発売するのは敢えてこのタイミングだったんでしょうか?
「18年前に篠山紀信さんに撮影してもらったのがきっかけでデビューして以来、本を出していなかったのと、『ViVi』の専属モデルを昨年卒業したり、DJとしての活動も10周年、そして今年で30歳を迎えたり……と、いろいろなパズルがちょうど揃って。“出すなら今このタイミングしかない!”と直感的に思ったんです」
――エリーさんといえば、パーティガールなイメージもありますが、この本では「将来、子どもが欲しい!」なんて書かれていて、ちょっと意外でした。
「実はもうすぐ30歳になるのですが、変わりましたね(笑)。ちょっと前までは『人生楽しみつくすぜ!』って感じで、とにかくDJやモデルの仕事、友だちと会ったりと、空いた時間がないように毎日びっちりと埋め尽くしていたんですが。公園で子どもを見ると『カワイイなぁ~』って思っちゃいます。両親が仲良しなのをずっと間近で見てきたので、そんな家庭を築いてみたいですね」
――その頃には、インスタの投稿内容もだいぶ変わっているんでしょうね! ところで、フォロワーからコメントや「いいね」をもらうとどんな気分ですか?
「素直にうれしいです。投稿にもより力が入るというか。『応えてあげたい!』っていう気持ちになります! ファッション、DJ、プライベートのことに対してのポジティブなコメントは、すごくハッピーな気持ちになります」
――最近の投稿でお気に入りのものってどれですか?
「それはノーコメント(笑)。どれもお気に入りでどれかひとつって言われても選べません!」