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Instagramフォロワー数は9万人。“普通の女の子”やすだちひろのサクセスストーリー

Instagramフォロワー数は9万人。“普通の女の子”やすだちひろのサクセスストーリー
alert最終更新日から半年以上経過した記事です。

ここで、あるサクセスストーリーを紹介しよう。

ひとりの少女は2年前に上京し、古着屋「スピンズ」でアルバイト店員として働いていた。しかし、上司のすすめでInstagramを始めると、一躍有名人に。

彼女の名はやすだちひろ。

テレビをにぎわすタレントやたぐいまれな演技力を持つ女優でもない、あくまで“普通の女の子”だ。それでも、そのキュートさやファッションセンスが反響を呼び、今ではInstagramのフォロワーは約9万人、自身がデザインしたオリジナルブランド「まると、さんかくと、しかくと。」は即完売を連発。

また、3月には初のスタイルブック「やすだちひろと。」を出すなど、人気ぶりは止まらない。「Instagramは今の私のスタート地点」と彼女は語る。魔法使いとなり、自身をきらびやかな城まで導いたInstagramは、やすだにとってどんな存在なのか。

Instagramを使い始めたきっかけ

――Instagramを始めたのはいつ頃ですか?

「アカウントを取得したのは2年前くらいです。でも、最初のうちはTwitterばかりやっていたんです。本格的に投稿し始めたのは去年の5月からですね」

――1年でフォロワーが約8万人なのは驚異的な数字だと思いますが。

「いえいえ!でも、ありがとうございます(笑)」

――やすださんがInstagram用に撮影する際にこだわっているポイントはありますか?

「インスタは、プロフィール画面にこれまでの画像がずらっと並ぶのですが、その際の色味のバランスを気にしています」

――なるほど! 1枚1枚ではなく。意外なこだわりですね。まるで編集者のようです。

「一度別のアプリに写真を並べてみて、内容を確認してから投稿するようにしています。例えば、左側で濃い目の写真を使ったら隣は薄めのものにするとか、スタンプなどを使った加工感の強い画像が続かないようにするとか」

――確かにやすださんのプロフィール画面を見るとゴチャゴチャ感がありませんね。それは最初から気にしていました?

「いえ。フォロワーが増えていくにつれてです。特にフォロワー数にこだわっているわけではないですが、インスタで『この人いいな、フォローしようかな』って思うのは、ひとつの画像ではなく、プロフィールをぱっと見て瞬間的に判断するんじゃないかって。だから、全体の統一感を出したほうがいいのかな、と考えました」

――やすださんが投稿するのはどんな内容ですか?

「多いのはコーディネートとか、洋服関係です。どうしても自分が好きなものをアップしようとするとそちらに偏りますね。もちろん食べ物の写真も載せるんですけど」

――拝見する限り、構図にも相当なこだわりを感じます。

「それは、めっちゃ気にします(笑)。いろいろ検討しながら『こっちの方がバランスいいな』とか。1枚を決めるためにマックスで60枚撮る場合もあります」

――そんなに!?

「でも、もっと多く撮るかたもいるみたいですよ。100枚をはるかに超えたり…」

――驚きです…。ところで、やすださんはInstagramを始める前からTwitterなどのSNSを利用していますが、違いを感じますか?

「インスタは、視覚的にその人の好きなものがひと目でわかるところがいいですね。それに、感覚的に投稿できる気軽さ。あとは、ちゃんと趣味が共有できるので、すごくポジティブな世界だと感じます。好きな人同士が繋がるので、続けていきやすいと思います」

――投稿はどのくらいのペースでしていますか?

「1日に2~3投稿ほどですね。あまり多くを投稿すると、それぞれが見ている人の印象にも残りにくいですし。ひとつひとつを見てもらえるように意識をしています」

――お気に入りの1枚はどれですか?

「毎年、1年の始まりに会社で書初めがあるんですが、それを投稿していて…これです。『飛躍』!」

――意外に男らしい1枚(笑)。やすださんの画像には多くのファンからコメントが寄せられていますが、どのような反応がうれしいですか?

「自分が気に入っている写真に『いいね!』をくれたり、私がデザインするオリジナルブランドを着て『すごくよかった!』って感想をくれるのは、すごく感激します」

初のスタイルブック「やすだちひろと。」

――その人気ぶりから、初のスタイルブック「やすだちひろと。」も発売となりました。SNSとはまた違ったやすださんの魅力がつまった本だと思います。

「このスタイルブックは私の生い立ちからお気に入りのファッションまで、さらに普段、SNSで言えない悩みなども載っています。普段は“盛る”写真を投稿しているので、客観的な自分がどれだけの人に受け入れられるか不安でしたが、『これを読んでさらに好きになった』なんて声もいただけてホッとしてます(笑)」

――やすださんのキュートさがよく表現されています。写真の撮り方についても勉強になった点もあるのでは?

「すごく! プロのカメラマンさんにスタジオでしっかりと撮ってもらうことが初めてだったので。私、自分の顔は右側の方が好きなんだ、ってこの本で知ったくらいで。インスタでの写真の撮りかたもずいぶん変わりました」

――では、まとめとして、やすださんにとってInstagramとは何かをお聞かせください。

「今の私のスタート地点です。私はインスタグラムを通して多くの人に知ってもらったので。これからも、ちゃんとブレずに自分が本当に好きなものだけを正直に発信していきたいですね」

やすだちひろ出演のトークイベントのお知らせ

【日程】
2016/5/1(日)
「おえちいとーく」
SNSの2大青文字系ユーザー、おえちゃんとやすだちひろによるトークイベント。会場限定発売のちょっとしたグッズもアリ、、?

【出演】
おえちゃん、やすだちひろ
場所/阿佐ヶ谷ロフト(東京)
開場11:00/開演12:00(終演15:00)
前売 ¥1,500/当日 ¥2,000(共に飲食代別)
※イープラスにて前売発売中!

トークイベント「おえちいとーく」はhttp://www.loft-prj.co.jp/schedule/lofta/44418で詳細をご覧いただけます!!

ゴールデンウイーク、お会いできるのを楽しみにしています(^_^)

やすだちひろ

この記事を書いた人

森田浩明

森田浩明

2010年より執筆活動開始。エンターテインメントからストリートカルチャー、ロボット工学まで多彩な分野を手がける雑食ライター。また、音楽家や写真家、タレントを中心にインタビューも年間50本以上をこなす。

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