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こんにちは。白石ふくです。早いもので2019年も年の瀬となってきました。今年はどんな一年でしたか?
インスタグラムに目を向けてみると、さまざまな新機能が発表されました。ビジネス利用をしている方にとっても、プライベートで楽しんでいる方にとっても、衝撃に感じる発表もあったのでは。
そこで今回は、2019年にインスタグラムから発表された新機能のうち、絶対に押さえておきたい10選をご紹介します。たくさんの発表があるためにすべての情報を追いきれていない、という方でも、今回ご紹介する10の新機能さえ押さえておけば大丈夫。すでにご存知の方も振り返りの意味を含め、ぜひチェックしてみてくださいね。
2019年もさまざまな新機能が発表されましたが、特にビジネスプロフィール(現:プロアカウント、詳しくは記事内にてご紹介しています)を運用されている方やインスタグラマーの方であれば押さえておきたい10選をご紹介します。
「いいね数の非表示」は、2019年にインスタグラムから発表された事項の中でも、特に衝撃が大きかった方も多いのではないでしょうか。
いいね数は非表示になりましたが、実は調べることはできます。
自分の投稿については、いいね数を簡単に知ることができます。
まず自分の投稿を開いて、上画像の赤枠部分の「他」をタップします。
「いいね!」の画面が表示され、いいねをしてくれたアカウントの一覧の一番上にトータルのいいね数が表示されます。これは自分だけがみることができます。
ほかの人の投稿のいいね数を調べる際は、自分の投稿のいいね数をチェックする時と同様に上画像の赤枠部分の「他」をタップします。
いいねをしたアカウントの一覧が表示されます。
自分の投稿と異なりトータルのいいね数は表示されませんが、いいねをしたアカウントの一覧はそのアカウントが非公開アカウントであっても表示されているので、数を数えればいいね数を知ることができます。
ただし、自分のアカウントをブロックしているアカウントについては、ここの一覧には表示されません。そのため、いいねをしているアカウント数を数えても必ずしも正確ないいね数を知ることができる、とは断言できません。
とはいえ、アカウント数を数えることでどれくらいいいねをされている投稿なのか、競合分析などのデータとして利用することはできます。
いいね数の非表示とあわせてインスタグラムから消えたのが「フォロータブ」。
これまでインスタグラムアプリの下部に表示されていたメニューのうちハートのアイコンをタップすると「自分のアクティビティ」と「フォロー中」という2つのメニューが表示されていました。
「フォロー中」をみると、自分がフォローしているアカウントの動き(どんな投稿にいいねやコメントをしているのか、どのアカウントをフォローしたのかなど)をチェックすることができていました。
現在はハートのアイコンをタップすると「アクティビティ」として自分のアクティビティのみが表示されるようになっています。
米国時間の2019年10月4日に、インスタグラムから新しいメッセージアプリ「Thread」が発表されました。
インスタグラム内のダイレクトメッセージ機能を含めて、メッセージのやりとりができるツールは多々ありますが、「Thread」はより「親しい友達との連絡ツール」として活躍を期待されています。
現在の自分の状況をより細かくアプリ上に示しておくことができるので(「勉強中」「運転中」「仕事中」など)、友達も連絡を取りやすくなっています。
「Thread」についての詳しい説明は、Frigate内の以下の記事にてご紹介していますので、アプリインストールから実際に利用するまでに一連の流れの参考にしてみてください。
米国時間の2019年5月23日、インスタグラムは動画配信に特化しているアプリ「IGTV」を、横画面での動画再生、つまりランドスケープにも対応したことを発表しました。
IGTVは2018年に登場した、最長1時間の動画を投稿できるアプリです。登場当初は縦動画にのみ対応していましたが、横動画への対応を望むクリエイターからの要望に応えた形です。
IGTVで横型の動画をスマートフォンを盾にした状態で投稿もしくは視聴すると、上下に黒い余白が入った動画が表示されます。そこでスマートフォンを90度横に回転、または拡大ボタンをタップすれば、ランドスケープモードで動画が表示されます。ランドスケープモードを解除する際は、再びスマートフォンを90度回転するか、縮小ボタンをタップすればOKです。
続々と追加されているストーリーズのスタンプですが、2019年に追加されたスタンプのうち、特にチェックしておきたいのが「クイズスタンプ」と「質問スタンプ」の2つ。
いずれも、ストーリーズの視聴者とコミュニケーションをとることができるスタンプです。
質問スタンプについてはFrigate内の以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
クイズスタンプについても、基本的には質問すたのうと同じ使用方法です。
フォロワーともっとコミュニケーションをとろう!ストーリーズの新スタンプ「質問はありますか」の使い方
クイズスタンプでは、お題に対して複数の選択肢を用意し、視聴者に意見を求めることができます。例えばこれから発表予定の商品パッケージのデザインパターンをあらかじめストーリーズもしくは投稿で複数紹介し、どのデザインが好みかを聞いてみましょう。
視聴者の意見を参考に決定すれば、意見が反映されたことで、その商品はもちろん、企業のコアファンになってくれる視聴者が増えることも期待できます。
質問スタンプは、その名の通りストーリーズの視聴者に質問をしてもらうことができる機能です。質問スタンプを使って「質問はありますか?」と投げかけることで、視聴者とQ&Aができます。
視聴者が気になっている質問に答えることで、距離感が近くなり、よりコアなファンになってもらえます。
たくさんのファンを抱えるインスタグラマーさんのストーリーズでは、特によく目にするスタンプです。筆者が個人的に大好きなインスタグラマーさんもよく質問スタンプを使用してくれるので、その回答から人間性などを知ることもでき、ますますファンになっています。
2019年2月に、インスタグラムはNPO団体に寄付をできるよう、ストーリーズに寄付に関するステッカー「寄付ステッカー」の機能を搭載することを発表しました。2019年11月7日現在、この機能は一部のユーザーのみ利用できるようになっています。
対象となっているアカウントは、プロフィール画面に三本線のアイコンをタップすると表示されるメニューの中に「注文」という項目が表示されています。そこからサポートが必要な寄付を選択することができるようです。
詳しくは、以下のインスタグラムの公式より確認することができます。
Instagramストーリーズでの寄付についてサポートが必要なときはどうすればよいですか。
また、サポートが必要だが対象となっていない、どうすれば対象になるのかなどの問い合わせは以下より可能です。
インスタグラムの公式アカウントといえば「@instagram」でしたが、新たに「@shop」「@Creators」の2つのアカウントが開設されています。
「@shop」では、プロフィールに記載の文章によると、インスタグラム内の世界中のショップを、インスタグラムのチームが紹介するアカウントであると説明されています。
どうすればこのアカウントで紹介されるのかは明確になっていませんが、インスタグラム内でショップを開設されている方はこのアカウントをフォローし、どのような投稿がピックアップされやすいのかを研究してみてはいかがでしょうか。
一方の「@Creators」では、投稿によると、インスタグラムユーザーにインスピレーションを与えるアカウントであると説明されています。
こちらもどうすればこのアカウントで紹介されるのかは明確になっていません。
ショップの「チェックアウト機能」とは、「Shop Now」と呼ばれるインスタグラムのショッピング機能において、決済まで行うことができるようになる機能です。2019年11月7日時点ではまだ日本での実装は確認できていません。
現在のショッピング機能では、購入及び決済は外部のWebサイトへ遷移して行います。チェックアウト機能が実装されると、決済までをインスタグラムのアプリ内で行うことができるので、これまえ以上にインスタグラム内での商品購入が手軽になるとされています。
チェックアウト機能に関する詳しい説明は、Frigate内の以下の記事にてご紹介しています。こちらもあわせて確認してみてください。
インスタ内で購入まで完了できる!チェックアウト機能を知っておこう
2019年はこれまでと異なり、インフルエンサー向けの案内もありました。
これまでも、公開アカウントを「ビジネスアカウント」に切り替えることで、ユーザーからメールや電話での問い合わせを受けたり、アカウントを運用するお店の場所を地図で示したりなどが可能でした。
2019年夏、「ビジネスプロフィール」の呼称が変わり「プロアカウント」となったのと同時に、企業用の「ビジネスアカウント」とクリエイター向けの「クリエイターアカウント」のいずれかを選択できるようになっています。
「ビジネスアカウント」と「クリエイターアカウント」のどちらを選択するかは、「プロアカウント」に切り替えるタイミングで指定できます。インフルエンサーの方のうち、例えばモデルやDJ、イラストレーターなどの職業に就いている方は「クリエイターアカウント」を選択することで、より「クリエイター」としてユーザーに認知してもらえるようになります。
この機能が発表される前からプロアカウント(前:ビジネスプロフィール)を利用している場合は、基本的にはデフォルトで「ビジネスアカウント」になっています。「クリエイターアカウント」に切り替えたい場合は、設定画面の「アカウント」の画面の一番下「クリエイターアカウントに切り替える」をタップすればOKです。
ショッピング機能が拡大されてインフルエンサーの投稿において商品タグ(ショップタグ)をつけることができるようになったことも、インフルエンサー向けの案内のひとつです。
これまでは、商品を取り扱っているアカウントのみが投稿に商品のタグをつけることができました。ユーザーは商品タグをタップすれば商品の詳細情報を得ることができ、購入も可能です。
新機能の搭載により、インスタグラマーの方は例えば自分が着用している商品にショップタグをつけることができるようになっています。
この機能を活用すれば、インスタグラマーの方は着用アイテムの詳細情報を自分で書く手間が省けます。ブランド(企業)側はインスタグラマーのファンに効率よく商品を紹介することができるほか、ショップタグがついている投稿へのインサイト(いいね数やコメント数など)を確認することもできます。
ユーザーにより快適に使用してもらえるように、インスタグラムはわたしたちに日々さまざまな機能を提供してくれています。
今回ご紹介した10の機能は、2019年に発表された機能の中でもとくにインスタグラムをプロモーションツールとして利用している方にはチェックしておいてほしいものばかりです。
もし把握できていない機能があれば、この機会にチェックして実際にインスタグラムアカウントで確認してみてくださいね!
以上、白石ふくでした。