海やビーチを彷彿とさせる“ビーチミュージック”を武器に今春デビューしたアーティストLeola。8月24日にリリースした新曲『Let it fly』もビーチにぴったりの楽曲となっており、そんな彼女のInstagramもまた海の香りが漂う写真がたっぷり。
美しい海や空の写真を通してファンとコミュニケートし、思いを共有する一方で、彼女はそこからたくさんの元気をもらっていると言う。果たして彼女にとってInstagramとは?
Instagramを始めたきっかけからこだわり、そして今後まで、いろいろと話を聞いてみた。
――まずはInstagramを始めたきっかけを教えてください。
「始めたのはデビュー前だったんですが、当時はCDも出していない状況で、とにかく自分を知ってもらうための窓口になればと思ってました。他のSNSもやってますけど、Instagramは写真、ビジュアル面に特化しているのがいいですよね。
自分の好きなものをしっかりと、写真だと言葉よりもダイレクトに伝わると思いますし。それに、私自身写真を撮るのが好きなので最適だなって思います。個人的には世界観を統一して自分のデジタル写真集、ライフブックのように感じてもらえたら嬉しいですね」
――Instagramは自己紹介的なツールでもある?
「私の手元から情報が発信できるのですごくストレートだと思うし、自分がどういったものが好きなのか、自分のまわりにはどんな世界があるのか、そういったことを見ていただくという意味ではすごくいいツールだと思います」
――最近Instagramにアップした写真の中で印象に残っているものは?
「8月24日に新曲『Let it fly』を発売して、ここのところリリースイベントで全国をまわっているんですけど、そこでは必ず写真を撮って、イベントが終わったらアップしてます。やっぱり毎回会場も違うし、来てくれるお客さんも違う。
それに自分の気持ちや衣装も違うので、そういう意味ではInstagramが私の思い出ブックみたいになってますね。それを見て当時のことを振り返ることもありますし、来てくれたお客さんも時間を共有したことを思い出してくれたら嬉しいです。これからもっともっとライブをやっていくと思いますが、それをお客さんと一緒に思い出す、そういう意味でも大事なものだと思います」
――新曲『Let it fly』は4月にリリースしたデビューシングル『Rainbow』とは全然違った感じになっていますね。
「音の面では特に聴こえ方が違うと思いますが、芯にあるものはぶらしたくなくて。楽曲には私というものが毎回必ずいるようにしたいんですよね。今回は冒頭からピアノの音で始まっていて、それは前回とは全然違いますが、最後にはギターサウンドもあって海が感じてもらえる、そんな曲になっています。今回は西海岸の海をイメージして作っていて、私が打ち出しているビーチミュージック、その広さはこの曲と前作を聴いていただけるとわかるかなって思います」
――今回はミュージックビデオもInstagramっぽい作りと聞きましたが、どんな仕上がりになっているんですか?
「いわゆる自撮りです。しかもスマートフォンで撮っていて、ビデオレターを大切な人に送っているようなイメージで作っていて、すごく素の自分が出ています。ミュージックビデオとしては、かなり近くで感じてもらえると思うし、すごく新鮮な感じになってると思います」
――リリースイベントも全国各地いろいろな場所をまわってますよね。移動とか大変じゃないですか?
「大変なときもありますけど、お客さんを目の前にすると本当にたくさんの力がもらえるし、ハッピーになれるんです。すごく支えられてるなって感じもするし、私は全国に元気をもらいにいっている感じですね」
――Instagramには全国のファンからたくさんのコメントも寄せられていますが、元気がもらえるっていう意味ではそれも同じですか?
「もちろん! 最近だとライブの後に海の写真をアップしたときに“Leolaちゃんやっぱり海が似合う!”ってコメントをもらってホント嬉しかったですね。その他にも、“Leolaちゃんが撮る空の写真が好き!”とか“海に行くとLeolaちゃんを思い出します!”、“私もLeolaのInstagramを見て空の写真をよく撮るようになりました”ってコメントもあって、それはすごく嬉しいし、元気になりますね」
――LeolaさんのInstagramは、特に海や空の写真が多いですね。
「大好きなんですよ。海や空は常に表情が違うし、同じ景色ってないんです。同じように見えているかもしれませんが、私にとっては毎回違う空で、しかも写真にはそのときの自分の心とかが現れるし。それはすごく面白いですね」
――そういった写真をInstagramにアップする際に何かこだわっていることはありますか?
「トーンですかね。そこは統一したいと思っていて。毎回必ずスクリーンをかけたり、そういったところにはこだわっています」
――ちなみに、他の方のInstagramはチェックしていますか?
「今公式でフォローさせていただいているのは、憧れているアーティストさんや共演させていただいた方、あとはお世話になったスタッフさんとかですね。あとは、事務所の先輩のInstagramはよくチェックしています」
――見るときにはどんなところを楽しんでます?
「女性の方だとやっぱりファッションはチェックしますし、あとはどんな場所があるのかとかも見てますね。それは見ていて面白いですし、いろいろ使えるかなと思って。Instagramってパーソナルな記事が多いので、その人のことがよくわかるし、逆に意外な面が知れるのも楽しいですよね。男性の方は私がなかなか近づけない部分、入り込めないところが見れるかなって思います。それはより距離が近づけると思うし、コミュニケーション・ツールとしてもスゴいなって思います」
――Leolaさんは春にデビューして、約5カ月がたちましたが何か変化はありました?
「大きく変わったことはないんですけど……毎日が新鮮ですね。経験したことのないことばかりで。それだけにすごく充実していたというか、楽しい日々を過ごさせていただいてます。100%楽しいかと言えば、辛いこともありましたけど、結果的には本当に幸せです」
――そういったことはInstagramにも出てるのかもしれませんね。ビーチミュージック自体、すごくポジティブなサウンドですし。
「そうかもしれませんね。前作と今作、この2枚のシングルでビーチミュージックの可能性、大きさはすごく感じることができましたし。この1年はどれだけ“はじめまして!”って言えるかが大事だと思ってて、それはライブとかだけじゃなく、Instagramでもみなさんと思いを共有できればと思ってます」
――現状、Instagramが作品の制作とかに影響したすることは? Leolaさんは自身で作詞、作曲もされていますが。
「私は歌詞を書くときにはわりとそのときに見える景色を重視するタイプなので、見たことのない景色とか、感銘を受けた景色の写真は私の記憶に残って、それが歌詞にフィードバックされることはあるかなって思います」
――もうすぐ夏も終わりますが、ビーチミュージックを提唱するLeolaさんは秋~冬にかけてはどうなるんでしょう?
「どうしても海=夏というイメージですけど、海は1年中あるものだし、四季それぞれ海の顔があるんですよね。だから、基本やることは変わりません。これからも見たことない海の景色を表現できたらいいなって思うし、入る海だけじゃなくて見る海、感じる海、いろいろあると思うので、楽曲の中でも様々な海を散りばめていければいいなって思ってます。もちろんInstagramでも」
――では、今後Instagramをどう使っていきたいですか?
「私はまだ動画はあまり利用できていないので、今後はそれもたくさん紹介していきたいですね。特に、今回ミュージックビデオでもInstagram風の動画を作らせていただいたので。動く私をもっともっとたくさん見てもらえたら、より身近に感じてもらえるかなって思います」
――最後にLeolaさんにとってInstagramとは?
「自分のライフスタイルを発信する一番のものであり、同時にみなさんのコメントからたくさんの元気をもらっている、大切な場所だと思ってます。ファンの方とイベントだけでなくInstagramを通してより繋がることができますし、現実とInstagramの世界で繋がれることは本当に素敵だなと思います」
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Photo By 竹内洋平
2ndシングル「Let it fly」
2016年8月24日発売