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インスタを通じて旅をする…内山理名のInstagram活用法

インスタを通じて旅をする…内山理名のInstagram活用法
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「なぜかシングルマザーの役が多いんですよ」。これまで多くの役を演じてきた演技派女優・内山理名は語る。「そんなにシングルマザーに見える? って(笑)」。

現在公開中のヒューマン・ファンタジー映画『ゆらり』では、息子をひとりで育てる女性を演じた彼女。実生活でSNSなどに触れる機会は、あまりなかったという内山がInstagramにハマった理由や、使い方、さらに『ゆらり』の魅力について話を聞いた。

Instagramを通して旅をする

――内山さんがインスタを始められたのはいつ頃からでしょうか?

「2年くらい前でしょうか」

――始められたきっかけは?

「本当に他愛のないきっかけだったと思います。なんとなく新しいことを始めてみようかな、という感じで。もともと写真が好きで、気軽に投稿できそうなところがよかったです」

――かなりの頻度で更新している時期もありますね。

「一時期、なぜか自分の中で『毎日あげよう!』って決めていた時期もありまして。ここ最近は『ストーリー』にハマってます」

――機能『ストーリー』は、気軽に画像や動画を投稿できるため、使う人が増えているようですね。

「24時間で消えるのもいいですよね。ちょっと前にも犬の動画をアップしました」

――時間制限がプレミア感を演出している、との声もありますね。

「私も限定だからこそ、友達の『ストーリー』を何度も見ちゃいます」

――最近では『インスタ映え』という言葉もありますが、写真を撮る時に意識されている点はありますか?

「色にはこだわっています。カメラを向ける角度を変えるだけでも、色目って変わりますよね。光の入り方は自分なりに気にしています」

――撮り方ひとつで被写体の印象も変わりますよね。内山さんもそうですが、インスタでは多くの人が料理の写真を投稿しています。撮影のコツなどがあれば。

「料理だと、角度を大事にして撮影します。後は料理だけでなく、器もきれいに写るように気をつけたりとか。影はつけたり、つけなかったり……撮るものによってまちまちですね」

――ポストする側でなく、見る側としてはインスタをどのように使っていますか?

「実はインスタを始めるまで、携帯を触ることも少なくて……」

――ちょっと珍しい気がします。

「SNSもこれまであまり興味がなくて。メールも返すのが遅かったり。でも最近では、インスタのタグをたどって行きたい国の風景を見たりしています。特にドラマなどでどこにも行けないときは頻繁に使っていますね」

――インスタを通して旅をする、そうした使い方もあるんですね。

「それ以外だと、コスメにくわしい方のアカウントや料理のレシピをのぞいたりとか。本人に気軽に聞けるのもいいですね。創作する人とコミュニケーションが気軽にできる。私は旅をするのが好きですが、行く先のリアルな情報を得ることができるのもうれしいです。旅行本の代わりにもなるというか」

――ここ最近のお気に入りの1枚は?

「宣伝だからとかじゃないんですけど(笑)。以前に映画『ゆらり』の撮影で能登島を訪れたときの1枚が印象深いです。思わず声をあげてしまったくらいの光景で。ものすごくきれいでした」

https://www.instagram.com/p/BXkamc-AFNO/

悔いなく生きる重要さを教えてくれた出演作『ゆらり』

――能登島での撮影はどれくらいの期間でしたか?

「私の滞在期間は1週間ほどでした。都内での撮影が多かったので。島でのクライマックス・シーンは今でも覚えています」

――クライマックスのシーンは思わずグッときてしまいました。

「言葉が少ないぶん、映像や音で思いがしみじみと伝わってきますよね」

――今回、内山さんはシングルマザーの役でした。役作りで大変だったところはありますか?

「うーん。シングルマザーだから大変というのはなかったです。これまでにもなぜか、シングルマザーの役はそこそこありまして。そんなにシングルマザーに見える? って(笑)」

――どうなんでしょう(笑)。

「シングルマザーって、父親の代わりもしなくてはいけない。けれど子どもは別に父親を求めている。子どもに罪はないのに、怒りをぶつけてしまう。そんなシーンもあるのですが、演じていてとてもつらかったですね」

――それに映画では、いろいろな“後悔”が登場人物たちを悩ませますね。

「人生って本当に何があるか分からない。一生懸命に毎日感謝を伝えること、悔いなく生きる重要さを教えてくれる映画だと思います。私もつねにそう生きたいと考えています。朝起きたとき『今日も朝が迎えられてよかった』って」

――この映画をどんな方に観てほしいですか?

「どの世代にも響く部分が必ずひとつはあると思うんです。幅広く観てほしいですね。私が初めて台本を読んだとき『ああ、こういう展開になるんだ』ってものすごい感動がありました。ですから、なるべく前情報を入れず、フラットな状態で鑑賞してほしい。宣伝としてはアレですけど(笑)」

――では最後に、改めて内山さんにとってInstagramとは?

「図鑑のような感じ。いろいろと掘り下げた情報がページを開くたびに出てくるとても便利な図鑑です」

映画『ゆらり』

池袋シネマ・ロサ(11/9(木)まで18:00から、11/10(金)は14:05から、11/11(土)~11/17(金)は午前11:35から)ほかにて11/10(金)は14:05から11/11(土)~11/17(金)は午前11:35から公開中、11月11日よりミッドランドシネマ名古屋空港、11月25日より大阪シアターセブンほか全国順次公開

出演:岡野真也 内山理名 戸次重幸 萩原みのり 山中崇 遠藤久美子 平山浩行 渡辺いっけい 鶴田真由ほか

原作/脚本:西条みつとし(TAIYO MAGIC FILM)
監督:横尾初喜
音楽:今井了介
製作:2017映画「ゆらり」製作委員会
公式サイト:http://yurari-movie.com/

内山理名オフィシャルInstagram
https://www.instagram.com/rinauchiyama_official/

ヘアメイク:サカノマリエ(allure)
スタイリスト:加藤暢子
衣裳協力(ジュエリー):スティーブン デュエック神宮前本店(03-3499-4228)

この記事を書いた人

森田浩明

森田浩明

2010年より執筆活動開始。エンターテインメントからストリートカルチャー、ロボット工学まで多彩な分野を手がける雑食ライター。また、音楽家や写真家、タレントを中心にインタビューも年間50本以上をこなす。

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