インスタグラムフォロワー数が右肩上がりのIKEAに学ぶ「体験」作り

活用事例 2017/12/19

こんにちは。白石ふくです。 企業やお店がインスタグラムをプロモーションに活用する際、特になにか商品を販売している場合はフォロワーを獲得してファンを増やしやすい傾向にあります。 とは言え、撮影方法やキャプションなど、1つ1つの投稿にこだわりを持たなければすぐに飽きられてしまい、一時的にフォロワーが増加してもその後低迷しがちなのも現状です。

そこで今回は、アカウント開設時より順調に右肩上りにフォロワーを獲得している「IKEA Japan(イケア)」のインスタグラムではどのような写真や動画が投稿されているのかを調査してみました。

「IKEA Japan」は、アカウント全体の世界観を統一させつつ1つ1つにこだわりを持って、ユーザーがどのような情報を必要としているのかという目線も大切にした投稿が特徴です。アカウントを育てるには、いかに丁寧な投稿が重要だということがよくわかるアカウントですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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IKEA Japan

IKEA Japan 公式サイト

http://www.ikea.com/jp/ja/

IKEA Japan 公式インスタグラム

https://www.instagram.com/ikeajapan/

「IKEA Japan(今後、IKEAと表記します)」は、スウェーデン発祥の家具・生活雑貨販売店の日本向けの公式サイト・インスタグラムアカウントです。 IKEAで販売されている商品は比較的低価格にも関わらずとてもおしゃれなデザインのものが多いため、ファンも多いですよね。 販売されている商品がスタイリッシュであることは、インスタグラムを見ても一目瞭然。

IKEAの公式インスタグラムは、まるで雑誌のカタログのようにおしゃれで見ているだけで楽しめるアカウント運用が行われています。 全体の世界観も北欧テイストに統一されているため、さまざまなアイテムが紹介されていても煩雑な印象がないこともポイントのひとつ。 2015年8月にアカウントを開設して以降、2017年12月時点で35.4万人を超えるフォロワーを抱える人気アカウントとなっています。

投稿をピックアップ

投稿日:2017年12月7日

こちらは2017年のクリスマス前に投稿された1枚です。クリスマスまでをカウントするアドベントカレンダーそのものの紹介はもちろん、周りに小物などを組み合わせて使用イメージが湧きやすいように工夫されています。

キャプションでは作り方も丁寧に解説されているので、投稿と同じものを自宅でも再現しやすいのもGOOD。使用されている商品そのものももちろんおしゃれですが、こんなにかわいいカレンダーなら使ってみたい!と思わせる秀逸な投稿の1つです。

投稿日:2017年11月1日

こちらは、2017年11月1日の紅茶の日に投稿された1枚です。 IKEAで販売されているティーポットやマグ、ランチョンマットをコーディネートして実際に紅茶を入れている様子を撮影したこちらの投稿は、商品の紹介をしているだけではなく写真としても非常におしゃれですよね。 こちらもキャプションにおいしい紅茶の淹れ方が書かれているので、自宅で再現しやすくなっています。

商品紹介の写真を投稿する際は、ただ単純に商品の紹介をするだけではなく、コーディネートをして実際に使用している様子を投稿することで、ユーザーに「まねしたい!」と思わせることが重要です。

投稿日:2017年10月18日

こちらは、AR機能が搭載されているIKEAのアプリの紹介をしている1枚です。 アプリ紹介と言えば通常の投稿・広告問わずアプリのロゴなどをメインとしたプロモーション画像を多く目にしますが、こちらの投稿では実際にユーザーが使用している目線が撮影されています。 この写真を見るだけでアプリの特徴の「家具をお部屋にコーディネートしたイメージをアプリ上で見ることができる」がすぐに伝わってくる視認性の高さもGOOD。

この投稿のように、インスタグラム上で商品紹介などではなくアプリなどサービス紹介を行う際はキャプションで説明することが大切です。加えて、実際のユーザーの目線でサービスを使用している様子を撮影し、キャプションを読み込まなくてもある程度ユーザーに伝わる1枚を選ぶことがおすすめです。

投稿日:2017年2月13日

4月から新生活が始まる方が多いため、2月・3月というのは生活用品を買い揃える時期でもありますよね。この投稿では、新生活におすすめのアイテムとしてキャスター付きサイドテーブルを紹介しています。

投稿のポイントは、ただ商品紹介をしているだけではなく「このアイテムを使うと新生活が楽しくなるよ!」というような、わくわくする気持ちを駆り立ててくれていること。商品の静止写真も投稿するものもちろんプロモーションになりますが、このようにポップな動画に仕上げることで、新生活を迎えるユーザーのわくわくした気持ちや不安な心に寄り添っていますよね。

商品は、買ってもらって終わりではありません。 満たされたり、楽しくなったりなど、購入した商品がユーザーの生活などにプラスの影響を与えられて初めて、本当に喜ばれる商品だった、と言えます。 そのためには、ただ商品紹介をするだけではなく、購入前からユーザーの気持ちに寄り添ったプロモーションを行うことも重要なポイントのひとつです。

投稿日:2017年1月1日

こちらは、2017年の1月1日に投稿された、新年の挨拶をしている投稿です。2017年は酉年だったため、IKEAで販売されている鳥のぬいぐるみを使用した写真が投稿されています。

あわせて、IKEAの発祥の地であるスウェーデンの言葉で「あけましておめでとうございます」を意味する「ゴットニットオール」も、IKEAならではのオリジナル性があってGOOD。もちろん、ユーザーが一番気になる営業開始日も記載されています。2018年元旦の投稿はどのような内容になるのか待ち遠しいですね。

新年のあいさつなど企業がなにかしらメッセージを発する際に他の企業と差別化をはかるなら、この投稿のように「自社のオリジナル性はどこにあるのか」を再度検討してみることがおすすめ。営業開始日などの必要不可欠な情報は漏らさないように注意することも大切です。

まとめ

モノが溢れている現代では、ただ単純に商品を売るだけでは通用しなくなってきています。 そこで重要なのが「体験」を売ること。

IKEAのインスタグラムでは、販売している商品をプロモーションしつつ、プラスアルファの情報として商品をどのように活用すれば生活が豊かになるのかという「体験」の提案も行われています。IKEAの投稿ほど細かく丁寧なアカウント運用は手が回らない、という場合でも、商品を通してユーザーにどのような体験を提供できるのかについて投稿に含められるとより望ましいですね!

以上、白石ふくでした。

この記事を書いた人

白石ふく
ライター歴4年、フォトグラファー歴6年、Instagram歴4年。 一眼レフで写真を撮影するのも、きれいな写真をみてその周りの情景を想像することが大好き。 インスタグラムに関する使い方や運営で役立つ情報を提供します。